パスワードを使いまわすと非常に危険?
ネット上のサイトログインを始め、パソコンのログインパスワードなど、パスワードを求められる機会は増加傾向にあります。
覚えることが出来ず、忘れないようにするためにも、別のパスワードを使うという選択をする方は多いのですが、実はそれは非常に危険な行為です。
一つのパスワードが分かってしまうと、他のパスワードもばれることになり、様々なトラブルが起きる可能性があるでしょう。
例えば、ネットバンキングやオンラインショッピングなど、お金が絡む関係のサイトは非常に危険です。
情報漏洩が問題となっているようなサイトも多く、一か所のサイトから情報が洩れると、他のサイトで、送金をされたり、勝手にショッピングをされてしまう可能性があるでしょう。
一度ばれてしまうと、犯罪者は非常にスピーディーですので、気が付いた時には全財産が失われているというような事態におちいるケースも少なくありません。
そんな被害に巻き込まれないためにも、パスワードは出来るだけ、関係性が無い、全く違うものにすることが重要でしょう。
パスワードは定期的に変えることが重要
パスワードは、出来るだけ定期的に変えることが重要です。
犯罪者の中には、組み合わせをある程度総当たりして、万が一当たればラッキーと考えているような集団もいるためといえるでしょう。
定期的にパスワードを変えていたら、面倒くさがられ、犯罪に巻き込まれる可能性が激減しますので、余裕がある方は月に一度、パスワード変更を行うようにしてみてください。
パスワードを変更する手続きは、そこまで時間がかかるものではありません。
今すぐにでも変更できることがほとんどですので、思い立ったら即座に実行に移してみましょう。
同じパスワードを出来るだけ使わないようにする
パスワードの情報漏洩、被害を防ぐためには、出来るだけ同じパスワードを使わないように心がけて、それぞれのサイトでそれぞれのパスワードを使うことが重要です。
面倒くさいかもしれませんが、サイトの安全を守るためには、非常に重要であるといえるでしょう。
忘れてしまうのであれば、ある程度関連性を持たせてパスワードを作るというのも一つの手です。
例えば、サイト名+決まった番号や、決まった番号を二で割った数字など、普段から使っている文章や数字に、ひと工夫を加えるだけでも、パスワードの効果が期待できます。
メモをしておく際にも、そのまま記入するのではなく、基本的な数字などは頭で覚えておいて、“2で割ったもの”などだけメモしておくと、漏洩しにくくなるでしょう。