部下をほめて伸ばすことが非常に重要

部下を成長させる際には、ただ叱るだけではいけません。
人間だれしも、悪い所ばかりに目をつけられてしまうと、モチベーションが下がってしまい、やる気が起きなくなってしまいます。
もちろん、ダメなことをしたときまで甘い顔をする必要はありませんが、キチンとその分フォローを入れる、ほめるときは全力でほめるという事をすることが、上司の務めといえるでしょう。

褒めて伸ばすという言葉を実感できない世代の方も多くいるかと思います。
ですが現代社会人、若手の社会人は、叩いて育てるというやり方では、すぐに辞めてしまうという方が多いでしょう。
時代の流れに合わせた指導方法を行うことも、上司には重要になります。

具体的に何をすれば良いのか、理由と一緒に説明をする

上司によっては、仕事に慣れてしまっているため、感覚的に仕事が出来てしまう方が少なくありません。
ですが新人の場合は特に、まだ経験をしたことが無く、基本的な感覚が養われていないことが当然ですので、そういった指導法ではわからない可能性があります。
部下にきちんと仕事を学んでもらうためには、具体的に、何をどうしてほしいのかを、きちんと説明するように心がけてみて下さい。

例えば、いつまでに、こういったことをしてほしい、このようなやり方でこういう仕事をして欲しい、など、ある程度時間をかけて丁寧に説明してください。
特殊な仕事の場合は特に、一度の説明だけではなかなか覚えられないと思いますので、メモを取らせるか、聞きやすい環境を設けるようにすることが大切です。
やることが分かりさえすれば、積極的に、意欲的に取り組む社員がほとんどですので、部下のやる気を上げることに繋がるといえるでしょう。

部下のやる気アップが企業の成長につながる

部下がやる気をだして仕事に取り組むことが出来るかどうかが、企業の成長に繋がると言っても過言ではありません。
将来的に企業に貢献できる人材育成をすることも、上司の責務であるといえるでしょう。

ある程度時間がかかってでも、部下の育成を積極的に行なう暇を惜しんではいけません。
ですが、感情的になるような事や、理不尽なことを伝えるような真似が無いように、あくまでビジネスライクで伝えるように心がけましょう。

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