わかりやすく話すためには結論から話す
相手にわかりやすく、明確に話すためには、キチンと要点をまとめて話すことが重要です。
説得の際にもこちらは非常に重要なポイントとなりますが、一番気を付けるべきは、結論から話すようにするということでしょう。
だらだらとプロセスを話した後、結論を述べるというのも悪くはありませんが、ビジネスの場面においては効率的ではありません。
結論を述べて自分の意見や考えを述べた後、そう思う理由はこれですというように、順序立てて話をした方が、相手にわかってもらえる可能性が高くなるでしょう。
もちろん日常生活、プライベートではこの限りではなく、相手に共感、感情を共有したい場合は、順序立てて起承転結の順で話すことが大切です。
頭を切り替えることが出来るように、日頃から話し方に気を配ってみてください。
ポイントはいくつあるのかを事前に伝える
要点は三つです、というように、最初にいくつ話を伝えるのかを、明確にしてしまうことで、話が分かりやすくなります。
この問題点を解消するためにあげられるのは、三つのポイントになると思います、というように、数字を出すことで、相手も心構えをすることが出来ます。
個数を述べた後は、三つのポイントを全て伝えてから、その理由を述べても良いですし、一つ一つ説明をしながら、ポイントを押さえていっても良いでしょう。
その時の話の内容や話の長さによって、押さえるべきポイントをどこにするのか、色々と検討をしてみてください。
話が脱線しそうになるのを食い止める
万が一説明途中に話が脱線したら、出来るだけ早めに、脱線を元に戻しましょう。
そのままだらだらと無駄話が続くと、結局何を言いたかったのか忘れてしまい、元も子もありません。
話を自分で脱線させてしまった場合は特に、話を戻しますが、などと一声付け加えてから、元の話に戻ってください。
ただ、ビジネスの場面では、一概に話が脱線することが無駄になるというわけではありません。
話が脱線した中に、相手が求める本当の話があるケースもありますので、ある程度話を聞いたうえで、話を元に戻すというのも、テクニックの一つでしょう。
ただし、このテクニックを使うのであれば、話をしっかりと覚えて置き、多少ずれても要点をまとめられる能力をつけておく必要が在ります。
ある程度話の本筋がキチンと出来ていれば、多少ずれても戻すことが出来ますので、相手に説明する内容をきちんと明確に考えて置いてみてください。
このように、話し方をちょっと工夫することで、相手にわかりやすく物事を伝えることが出来るようになります。
物事をきちんと伝えられるかは、ビジネスマンにとって重要なポイントですので、しっかりと押さえておきましょう。